ローマの街

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ローマでの半日観光を終えた後は、
自由行動となりました。かの有名な、
アン王女がジェラートを食べた階段が見えます。

あまりにも有名なこの広場、
それにしても何という人の数でしょうか。
噴水のまわりから階段の上まで、
カメラを手にした観光客がずらり。
階段の一段ずつにびっしり人が座っているような状態です。
それでもせっかくですので、上まで登ってみることにしました。


ちなみに、広場の真ん中にある船の形をした噴水は
ベルニーニのお父さんで、
やはりベルニーニ作であるということでした。
この日に観光したところでは、
本当にベルニーニ作の彫刻をたくさん見ました。


「スペイン広場のスペイン階段」というのは通称であるようです。
正しくは「トリニタ・ディ・モンティ階段」といって、
階段の上にある教会と同じ名前でした。




観光客相手にサングラスを売っているイタリア人のお兄さんに、
「ナカタ、ナカタ。ジャパン!」などと声をかけられながら、
階段を上りました。上から、先ほど歩いてきた
コンドッティ通りを正面に見下ろします。
なかなか爽快な眺めでした。
この通りはローマでも有名なショッピングストリートであるそうです。
そろそろ昼食時。おなかもすいてきて、
ガイドブックで見た雑貨屋さんで買い物もしたいので、
教会には入らずに階段を下りて、ランチにするお店を探しました。

スペイン広場 噴水
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足の向くままに歩いて、一軒のピッツェリアに入りました。
汗ばむほどの陽気の中、
通りの雰囲気を楽しめそうな外のテーブルに席をとって、
おいしい焼きたてのピザをいただきました。
半日ツアーに参加したことでいただいたジェラートの券があったので、
そのチケットが使えるお店でちゃんとジェラートも食べました。


ただ、周辺環境の保護のために、
広場や階段での飲食は禁止されているため、
映画のワンシーンのように、
階段でジェラートを食べることはできません。

この翌日には、真実の口がある
サンタ・マリア・イン・コスメディン教会、
トレヴィの泉、ヴィットリア・エマヌエーレ2世記念堂
なども観光してまわりました。

真実の口に手を入れようと列をなしているのは、
なぜか殆どがアジア人でした。
小さな教会の柱にあり、元々はマンホールの蓋だったというそれは、
あの映画がなければこんなに有名にはならなかったでしょう。
エマヌエーレ2世の記念堂は、
白亜の大理石の素晴らしく立派な建物です。
幅の広い階段の上に堂々と建てられています。
正面の騎馬隊も迫力があり、たいへん見事でした。

二日間観光してみて、ローマ市の中心部は、
意外にも徒歩でまわることのできることがよくわかりました。
健脚自慢の方はもちろん、日頃日本での生活ではあまり歩かない方も、
是非歩きやすいスニーカーを履いて、
ローマの街を歩いていただきたいです。
終日徒歩でまわるのは、体力的にもスケジュール的にも厳しいでしょうから、
交通機関とうまく組み合わせて、効率良くまわってみてくださいね。

主要な観光スポットの近くにはたいてい地下鉄の駅があり、
その地下鉄も東京や大阪のようにごちゃごちゃと
わかりにくいということはありません。
料金も手頃で、駅も見つけやすいと思いました。
路線が2種類とシンプルなところが何よりありがたく、
チケットの買い方さえマスターすれば、
実に便利な交通機関であるということができるでしょう。
ニューヨークの地下鉄ほど怖い感じはしませんでした。


どちらの路線も街の中心にあるテルミニ駅を通っているため、
駅近くのホテルを拠点に観光していた私たちには
使いやすい交通手段でした。
私たちは一回「チケット」という券を買いましたが、
一日券や一週間券もあるそうですから、
ローマに長く滞在してあちこち見てまわりたい方には良さそうです。

せっかくですから、街中をガタゴト走る
「トラム」に乗ってみるのも楽しいと思います。
バスよりも乗りやすい感じがしました。線路がありますし、
停留所のホームが道路より一段高くなっていて、
知らない街でも乗り場を見つけやすいからでしょうか。
バスにも乗りましたが、日本のバスと違って車内で
停留所のアナウンスがありません。
自分で降りるところを運転手さんに伝えなければならないシステムで、
そこがちょっと乗るのに勇気が必要だと感じた点です。


このように、便利な交通機関が主要なスポットを
ほぼ網羅してくれているローマの街ですが、
時間と体力が許す限りは、徒歩で散策するのが楽しいと感じました。
ふらりと足の向くままに細い路地に入ってみるのもよし、
ガイドブックなどで推奨されているコースをたどって歩いてみるもよし。
長い歴史を経てきた石畳を、足の裏でしっかり感じてみましょう。
ただ、意外にも街中には坂道が多くありました。
もっと平坦な街かと勝手に想像していたので、ちょっと驚きました。