フォロ・ロマーノ

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紀元前とはいったいどのくらい昔のことなのか?
私たち最近の日本人にとっては、歴史の教科書に載っている
「大昔のことを学ぶときに出てくる言葉」で、
「西暦が始まる以前を表す」と知ってはいても、
それが実際どれほどの時間を遡った昔のことであるのか、
なかなかピンときませんよね。
そんなはるか昔にここに人々が暮らしていて、
王様がいて奴隷がいて、
国と国が争い長い歴史が紡がれてきたのだと想像すると、
頭がぼうっとしてきます。

フォロ・ロマーノ
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パラティーノの丘からは、眼下にフォロ・ロマーノの
圧倒されるほど巨大な遺跡群を眺め下ろすことができました。
それらの遺跡群が並ぶ広場の向こうには、
やはり巨大なコロッセオの威容を望めます。
その巨大さというと、想像を絶していました。
フォロ・ロマーノとは、「ローマ人の広場」という意味です。
古代ローマ帝国の政治と経済を担った
中心地であったという広場には、
各時代の皇帝が築いた凱旋門や大神殿など、
圧倒的な力を感じさせる数々の遺跡群が、
まさに威風堂々と並んでいました。



この柱を2000年前の人々が運んだのだろうか、
この壁を古代の人々が積み上げたのだろうかと考えると、
気の遠くなるような錯覚を覚えます。
紀元前という今から2000年以上昔の古代人たちに、
いったいどうやってこれだけの巨大な
建築物を造ることができたのでしょう。
現代のように便利な機械などなく、
すべて人力でかくも見事に巨大な石の建物を築いた
古代ローマの人々の英知には、ただただ感心するばかりです。
コロッセオもそうです。
こちらは建築開始が西暦75年とも72年ともいわれていますが、
単に巨大というだけでなく、きれいな楕円形、
均等な間隔に設けられている窓のような形の穴などを持つ
建築物をたったの8年で完成させたというのですから、
驚くよりほかありません。同じものを現代、
機械を使わずに造ることが果たしてできるのでしょうか。



間近に見るコロッセオの迫力は、
本やテレビなどで見るのとは全然違いました。
入場券をパラティーノの丘で買っていたことは、
大正解だったようです。入り口からの行列は、
既にチケットを持っている人の列、
これからチケットを買う人の列に分かれていました。
チケットを持っている人の列は、
係員が券をチェックするだけのようで、
割合スムーズに進んでいきます。
そちら側に並べて本当に良かったです。
なかなか動かない隣の列を見た感じでは、
1時間や2時間は待たされそうな長さでした。